丹沢山地to辺りde探検 byくさしなととろ

相模國酒馬間で探検しながらダイエットセラピー

川匂神社

初詣です。初めて訪れる神社という意味でも初詣なのですが、旧暦の元日なので初詣です。今日から1月、春ですな。

で、ここにしたのには一応理由がありまして、延喜式内十三社の1つですし、何と言っても師長国のトップ神社だったと云うし。居住地が師長国に当たるので、やはり一度はご挨拶に行かねば!

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川匂神社のHPから主な内容を抜粋させていただくと

相模国の二之宮で古くから二宮大明神又は二宮明神社と称し、延喜式式内社(『延喜式』の延喜式神名帳に所載された)相模国13社の中の名社。
創建は、第11代垂仁天皇の時代(約2000年前)、磯長国造・阿屋葉造という人が勅命により、磯長国鎮護の為創祀。
日本武尊が東征途中に奉幣祈願。第19代允恭天皇皇妃の衣通姫命(そとほりひめのみこと)安産祈願。源頼朝が安産祈願の為神馬を奉納。小田原北条氏より鬼門守護社として崇敬された。徳川家康から御朱印地五十石を与えられた。

詳細についてはリンクを貼っておきますので、ご覧くださいませ。

御祭神 御由緒 社蔵宝物 相模國二之宮 川勾神社(延喜式式内社 相模国二之宮 川勾神社)

ご祭神の中で級津彦命、級津姫命の二柱ですが、日本書紀の国生みの次の場面で

「・・・級長戸辺命という。別名を級長津彦命という。」(『日本書紀(上)全現代語訳』宇治谷孟 講談社学術文庫より)

男神は登場します。この場面では「一書に云う・・・」が六つあり、その内の一つに記述されている形です。級津姫命は書紀に記載はありませんが、二柱で風の神として祀られている神社がいくつかあって、元寇の神風伝説にも関わりがあるようです。

神社の説明板には、級津彦命と級津姫命が師長国を御開拓された、と。そう言えば名前似てるなぁ。シナツヒコ、シナツヒメ、シナガノクニ。さぁ、妄想古代史の始まりです。

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茅葺きの神門の両側に神様の像が見えます。櫛磐間戸命、豊磐間戸命と札に書いてありました。天孫降臨の際に登場する神様と云うことですが、書記には出てきませんでした。平安末期のつくりで、県内最古の木造だそうですよ。

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鳥居から右手に農道が延びておりまして、ウッドノートに誘われるままに歩いて行くと結構鳥見ができそうな場所がありました。

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元日なので、一富士です。

 

 

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