とても街中にある神社とは思えません。246からも近いのに静かな空間です。ハグロトンボやルリアゲハなんかが飛んでいました。撮れなかったけれど・・・
御祭神は別雷神。一柱の神社って最近珍しいと思いますがいかがでしょう?別雷神についてググってみると、大山咋神と玉依姫の子どもとあります。大山阿夫利神社の神様かな?と思いきや、違います。阿夫利神社は大山祗大神です。大山咋神はオオドシ神の子どもで出雲系という事ですね。玉依姫の父親は八咫烏の建角身だそうです。神武天皇時代の方たちですね。
上賀茂神社に祀られた神様ということです。
さて、掲示されていた「雷電神社由緒」には次のように書かれておりました。
創立は不詳だが平安時代に相模の国府が大佳郡にあった時、総社三宮冠大明神の摂社として創立され国司に崇敬されたという。そして、当郷の民が旧住地より水害をさけ居を今の所に移すと氏神諏訪社をやめ総社に依頼し当社を氏神として奉仕。元禄十六年(1703年)社殿を再建し今日に至っている。
さてさて、気になったのは「国府が大住郡にあった」という件です。相模国府は大磯、海老名、平塚が有名所なんです。でも昔、先輩に見せてもらった本には伊勢原に大住国府がって話が載っていたんだなぁ。何て本だったかなぁ??
水害を避けて引っ越してきたから、水害に強い神様を祀ったという感じなのでしょうかね。神社自体が周囲より高くなっているのを見て、「ん?古墳?」とか思ったのですが・・・