丹沢山地to辺りde探検 byくさしなととろ

相模國酒馬間で探検しながらダイエットセラピー

山際親水広場

中津川両岸と相模川右岸の田圃を回っていて依知で見つけた看板。一度通り過ぎたのですが、気になって戻って探しました。

池の奥は段丘崖。上には中津台地が広がっている感じでしょうか。池の脇に水が流れ落ちる水路もあります。公園自体の規模はそれほど大きくありませんが、緑豊かな段丘崖が結構続いている感じですし、圏央道をはさんでいるとは言え、山際川とその向こうに続く広大な田圃があり、更に相模川がその向こうに流れているので、環境的には結構良さげな感じです。

池でみた唯一の野鳥

 

近くにとまってじっとしていた初見の虫。おしりに飾りを付けているので、珍しいのかな?と思ったのですが、シオヤアブという普通にいるアブだそうです。スズメバチより強いとか?人は刺されないようですが。

 

大と青しかいないなぁ

 

 

ちょいと近所を歩いてみると地神尊と水天尊を祀った中神社がありました。御由緒書きなどはなかったのですが、土地の神様と水の神様であろうと思われます。農業に大事な土地と水という事かなぁと思いました。

明治期の円柱型供養塔兼道標が圏央道脇にありました。元々は圏央道の場所にあったようです。南へ行くと荻野新宿、大山、厚木。西へ行くと上依知渡船、上溝町、当麻山通、八王子。東へ行くと猿ヶ島渡船、神奈川、東京。というような内容が書かれているそうですが、塔からは読み取れませんでした。老眼のせいでしょうか?

つまり、当時、ここは神奈川ではなかった、と云うことです。当麻山通と書かれているのは、相模原市無量光寺の参道を当麻山道と呼ぶそうなので、それかな?

猿ヶ島渡船からの大山道になっているようです。依知で多くの馬が飼育されていて、厚木方面への輸送に馬が活用されたとか。

田圃を渡る風は気持ちよいです。34℃になってましたが、それほど暑いとは思いませんでした。・・・が、家に帰ってシャワーを浴びると腕がしみるしみる(>_<)